〒242-0007 神奈川県大和市中央林間4丁目9-16
(小田急線・田園都市線 中央林間駅南口から徒歩5分)
相続の手続きを始めるにあたって相続人調査(相続人は誰か)と並んで重要なのが相続財産調査(相続財産には何があるか)です。では、そもそも相続財産とは何でしょうか?
相続財産とは、被相続人が持っていた権利や義務のことです。権利はいわゆるプラスの財産で、不動産や預貯金などが代表的なものです。義務はいわゆるマイナスの財産で、代表的なものとしては借金がこれにあたります。ただし、被相続人が持っていた権利義務であっても、法律等で受取人が指定されているものや、一身専属的なもの(被相続人でなければ目的を達成できないようなもの)などで相続財産とはならないものもあります。
宅地、農地、山林、居宅、店舗、借地権、地上権など
現金、預貯金、有価証券(株式、国債など)、貸付金、売掛金など
自動車、家財、貴金属、骨董品など
ゴルフ会員権、電話加入権、特許権など
住宅ローン、銀行・消費者金融等からの借入、個人からの借入、クレジット代金、買掛金、手形債務や振出小切手など
未払いの所得税、住民税、固定資産税など
保証人や連帯保証人としての地位
(身元保証人のような被相続人の個人的な信頼関係に基づくものを除く。ただし、実際に債務として金銭的に確定しているものは該当します。)
未払いの入院費・治療費、預かり敷金・保証金など。